クレジットカードの審査に落ちてしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。
しかし、審査に落ちた理由をしっかり把握し、正しく対策すれば、次回は審査通過の可能性を高めることができます。
この記事では、クレジットカード審査に落ちた場合に確認すべきポイントと、再チャレンジまでにやるべき対策を詳しく解説します。
これを読めば、次の審査に向けて万全な準備ができますので、ぜひ参考にしてみてください。
まずは入会条件をチェック
最初に確認すべきなのは、「申し込んだカードの入会条件を満たしているかどうか」です。
クレジットカードによっては、
- 25歳以上限定
- 安定した収入がある方
- 自宅の固定電話が確認できる方
など、細かい入会条件が設定されています。
これらの条件に合致していない場合、いくら他の要素が良くても審査に通過することは難しいです。
申し込み前に、カード会社公式サイトで必ず入会条件を確認しておきましょう。
自分が持っているカードの合計限度額を確認
現在所有しているクレジットカード(※家族カードは除く)の限度額をすべて合計して確認しましょう。
ショッピング枠とキャッシング枠が分かれている場合は、それぞれの合計額で考えます。
そして、この合計限度額が年収の3分の1に達していると、審査はかなり厳しくなります。
半分を超えている場合は、ほぼ確実に審査落ちする可能性が高いと考えましょう。
これは、クレジットカード会社同士が「信用情報機関」を通じて情報共有しており、過剰与信(貸しすぎ)を防ぐための仕組みがあるためです。
カードを申し込む前に、自身の総枠を必ずチェックしておくことが大切です。
信用情報を確認する
どうしても原因がわからない場合は、信用情報機関で自分の情報を取り寄せ、確認してみましょう。
過去に支払い遅延や延滞、強制解約などがあった場合、その情報が「事故情報」として残っていることがあります。
主要な信用情報機関は以下のとおりです。
- CIC(主にクレジットカード会社が加盟)
- JICC(主に消費者金融・クレジット会社が加盟)
- 全国銀行個人信用情報センター(銀行系ローン情報)
数百円程度の手数料で自分の信用情報を開示請求できるので、必要に応じて利用しましょう。
次の申し込みまで少し期間をあける
審査に落ちたからといって、すぐに他のカードへ立て続けに申し込むのは絶対にNGです。
クレジットカードの申し込み情報は信用情報機関に6か月間記録され、カード会社は申込履歴を審査時に必ずチェックします。
短期間に複数回申し込んでいると、
「この人は急にお金が必要になったのでは?」 「返済能力に不安があるかもしれない」
と警戒され、さらに審査通過が難しくなってしまいます。
審査に落ちた場合は、最低でも3か月、できれば半年ほど空けてから次の申し込みを行うのがベストです。
まとめ|落ちた理由を正しく分析して、次に活かそう
クレジットカード審査に落ちたときは、
- 申し込み条件を満たしていたか
- 既存のカード限度額が高すぎなかったか
- 信用情報に問題がなかったか
- 申込履歴が立て続けになっていないか
これらを冷静に確認して、原因を特定することが重要です。
焦って何枚も申し込まず、必要な対策を講じた上で、しっかり準備してから再チャレンジしましょう。
適切な行動を取れば、次はきっと審査を突破できます!