有料道路をスムーズに移動する際には「ETCカード」の利用が不可欠です。このETCカードがあれば、料金所をスムーズに通過できますし、時間帯によっては通行料金の割引が受けられる場合もあります。
ただし、ETCカードの種類は膨大になり、どのETCカードがあなたのライフスタイルに最適なのか迷っているという方も多いはずです。
この記事では、年会費が無料のETCカードを徹底比較し、最もお得なETCカードが分かるようにまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
個人向けETCカードの種類は大きく2つに分けられる
個人で持てるETCカードは、大きく下記の2つに分けられます。
1. クレジットカード付帯型ETCカード
こちらは、クレジットカード会社が、クレジットカードとは別に発行してくれるE専用のTCカードです。クレジットカードの申し込み時にETCカードが同時に発行できます。さらに、ETCカードの利用額はクレジットカードから引き落としされますので、非常に便利です。
ETCカードの年会費や発行手数料は、クレジットカード会社によってさまざまですが、無料の所も多くなっています。
2. ETCパーソナルカード
ETCパーソナルカードとは東・中・西日本高速道路株式会社、首都高速道路株式会社、阪神高速道路株式会社、本州四国連絡高速道路株式会社の6社が共同発行するETCカードを指します。
ETCパーソナルカードは、クレジットカードを作っていない方でも、ETCカードを利用できます。ETCパーソナルカードを作成するには、あらかじめ保証金(デポジット)を預ける必要があり、保証金の額は、平均月間利用額の4倍となっています。
つまり、例えば、1ヶ月で3,000円分のETCカードを利用する場合、保証金として12,000円を先に預けないといけません。
そして、ETCパーソナルカードの利用した分は、登録した金融機関口座から1ヵ月単位で引き落としされます。なお、ETCパーソナルカードは、年会費として1,257円がかかります。
おすすめは、クレジットカード付帯型ETCカード1択!!
ETCカードを作るなら、圧倒的にクレジットカード付帯型のETCカードがおすすめです。クレジットカード付帯型のETCカードを発行するメリットは下記になります。
- 年会費が永久に無料
- ポイントが貯まる
年会費が永久に無料
クレジットカード付帯型のETCカードは、クレジットカードを解約しない限り、年会費が永久無料で使えますので、年会費無料のETCカードに申しこむようにしましょう。もしも、クレジットカード付帯型ETCではなく、ETCパーソナルカードを作成する場合、以下2つの支払いが必要になってしまいます。
- 年会費1,257円
- 保証金(月間利用額の4倍)
ですので、年会費無料でETCカードを使いたい方は、クレジットカード付帯のETCカードに申し込むようにしましょう。
クレジットカードのポイントがどんどん貯まる
クレジットカード付帯型のETCカードは、支払いがクレジットカードになりますので、ポイントがどんどん貯まります。
さらに、ETCカード独自のポイント「ETCマイレージ」も貯まりますので、ポイントが二重にたまり、大変オトクです。
ETCマイレージは、ETC通行料金の支払額に応じて、 ポイントが貯まるサービスで、通行料金10円あたり1ポイントが貯まります。
貯まったポイントは還元額(無料通行分)に交換可能で通行料金の支払いにも使えます。また、ETCマイレージサービスへの登録は無料で、年会費も一切かかりません。
クレジットカードの支払いで貯まるポイントと二重取りができますので、ぜひETCマイレージサービスにも登録しておきましょう。
【年会費無料】ETCカード付帯型おすすめクレジットカードランキングTOP3
1. JCB CARD W(ETCスルーカード)
JCB CARD Wは、39歳以下・WEB入会限定のクレジットカードです。JCB CARD Wは年会費永年無料ですし、ETCカードも発行手数料・年会費無料で発行できます。
また、JCB CARD W最大の特徴は、何と言っても圧倒的なポイント還元率の高さです。通常のJCB CARDと比較して、ポイント還元率は常に2倍以上。
1,000円あたり2ポイント(10円相当)が貯まります。さらに、優待加盟店やネットショッピングを使うと、ポイントは驚愕の最大20倍。ポイント還元率が10%まで上昇します。
JCB CARD Wの優待加盟店(一部)
- Amazon利用で最大ポイント10倍
- セブンイレブン(ポイント3倍)
- スターバックス(ポイント10倍)
- 成城石井.com(ポイント11倍)
普段使いでお得にポイントが貯まり、ETCカードの利用でもポイントが貯まる「JCB CARD W」。年会費無料のETCカードを作るのに、No.1におすすめのクレジットカードです。
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.00〜5.50% |
貯まるポイント | Oki Dokiポイント |
国際ブランド | JCB |
ETCカード | 発行手数料 無料 年会費 無料 |
申し込み条件 | 18歳〜39歳 |
2. アメックス ゴールドカード
アメックスゴールドは、ゴールドカードならではの多彩なサービスが魅力の1枚です。レストランやホテルの優待が受けられます。アメックスゴールドならETCカード&家族カードの年会費が1枚無料です。出張が多いビジネスマンや、家族旅行にも役立つゴールドカードになっています。
年会費 | 31,900円 |
ポイント還元率 | 1.00% |
貯まるポイント | メンバーシップ・リワード |
国際ブランド | American Express |
ETCカード | 発行手数料:1枚につき935円(税込) 年会費:無料 |
申し込み条件 | 20歳以上 |
3. VIASOカード
VIASOカードのETCカードは年会費無料で持つことができます。VIASOカードの特徴は何といっても「オートキャッシュ機能」です。
クレジットカードで、貯まったポイントを使うときに、手続きが必要で面倒くさい経験はだれでもあると思います。また、うっかりしてポイントを期間内に使い忘れ、消滅した経験もあるでしょう。オートキャッシュ機能は、そういったのを防ぐために、ポイントを自動で現金にキャッシュバックしてくれる素晴らしき機能です。
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~1.0% |
貯まるポイント | 自動で現金還元 |
国際ブランド | VISA・MasterCard |
ETCカード | 発行手数料:1,000円 年会費:無料 |
申し込み条件 | 18歳以上 |
まとめ
この記事では、年会費無料のETCカードを紹介してきました。今回紹介したETCカードは、基本的に年会費・発行手数料一切無料ですので、クレジットカードに申し込むタイミングで同時に簡単に発行できます。
クレジットカード一体型のETCカードは、ポイントがお得に貯まり、大変お得です。あなたのカードの利用状況や今後の利用シーンもイメージして、自分にぴったりのクレジットカードを選んで下さい。