車を所有している方にとって、万が一のトラブルに備えておきたいのが「ロードサービス」です。近年はコロナ禍で車通勤が増えたこともあり、ロードサービスが付帯したクレジットカードの需要も高まっています。
この記事では、ロードサービス付きクレジットカードの概要やメリット、おすすめカードについて詳しく解説します。
クレジットカードに付帯するロードサービスとは?
ロードサービスとは、車にまつわる様々なトラブル時にサポートを受けられるサービスのことです。たとえば以下のような場面で利用できます。
- 出先でのタイヤ交換やバッテリー上がり
- 車の故障によるレッカー移動
- ガス欠やキーの閉じ込み対応
- 事故対応時の緊急支援
クレジットカードに付帯するロードサービスも、これらに対応していることが多いです。ただしサポート内容や範囲はカードによって異なりますので、選ぶ際は詳細をしっかり確認しておきましょう。
中には、車両の修理だけでなく、事故後の帰宅費用や宿泊費用までサポートしてくれる手厚いサービスが付いたカードもあります。
ロードサービス付きクレジットカードのメリット
ロードサービスは「自動車保険」や「JAF」にも付帯しているため、わざわざクレジットカードで付帯させる意味が分からないという方もいるかもしれません。しかし、ロードサービス付きクレジットカードには次のようなメリットがあります。
年会費が安く、手軽に加入できる
JAFに個人で加入すると、初年度だけで入会金2,000円+年会費4,000円=計6,000円がかかります。しかしロードサービス付きクレジットカードなら、年会費が2,000円前後と安く、初期費用が不要なものもあります。中には、カード自体が年会費無料で持てるケースもあり、非常にお得です。
また、車のトラブル発生時には、出動や応急処置が無料もしくは割安で受けられます。たとえば、脱輪、バッテリー上がりなど、本来なら高額になりがちなトラブルにも、安心して対応できるのが魅力です。
普段使いでポイントも貯まる
ロードサービス機能に加えて、クレジットカードとして通常のショッピングにも利用できるため、日常生活の支払いでポイントがどんどん貯まります。普段使いと万が一の備えを両立できる点も、大きなメリットです。
その他の特典も充実
ロードサービスだけでなく、ショッピング保険や旅行傷害保険、優待特典など、クレジットカードならではの付帯サービスも受けられます。1枚で多機能なサポートが受けられるので、持っていて損はありません。
おすすめロードサービス付きクレジットカード
三井住友カード(ロードサービス付帯)
三井住友カードは、安定した信頼性と手厚いサポート内容が魅力です。車の故障や事故時には、24時間365日、迅速な対応が受けられます。
また、一般道や高速道路にかかわらず、現場に駆けつけ、レッカー移動やバッテリージャンピング、スペアタイヤ交換、燃料補給(ガス欠対応)など幅広いサポートを提供しています。
さらに、万一自走できない場合には、帰宅費用や緊急宿泊費用もサポートされるため、出先でも安心です。クレジットカードとしてのセキュリティも高く、ICチップ搭載で日常使いにも最適な1枚です。
基本情報(ロードサービス付帯時)
- 年会費:1,375円 (税込)
- ロードサービス年会費:2,310円
- 国際ブランド:VISA/Mastercard
- 主なロードサービス内容:
- バッテリーあがり
- レッカー移動
- キー閉じ込み対応
- スペアタイヤ交換
- ガス欠対応
- クイックサービス
- レンタカーサービス
- 緊急宿泊・帰宅費用サポート
このように、ロードサービス付きクレジットカードを1枚持っておくだけで、安心してカーライフを送ることができます。日常使いにも活躍するクレジットカードなので、ぜひこの機会に検討してみてください。