急に現金が必要になったときに頼りになるのが、クレジットカードのキャッシング機能です。
カードに付帯するこのサービスを使えば、ATMからすぐにお金を借りられます。
本記事では、キャッシング機能付きクレジットカードの仕組みや特徴を解説し、今持っているカードへのキャッシング枠追加の可否や、即日発行できるカードの有無などの疑問に答えます。
キャッシング機能付きクレジットカードとは?

キャッシング機能付きクレジットカードとは、その名の通りクレジットカードで現金を借り入れできる機能を備えたカードのことです。
通常のカード利用はお店で商品やサービスを購入するための枠ですが、キャッシング枠は銀行やコンビニのATMから現金を引き出すための枠になります。
利用可能額の範囲内であれば、必要なときにいつでも現金を借りられる点が大きな特徴です。
借りたお金には、利用日から返済日まで所定の利息が発生します。
返済は、他のクレジット利用分と合わせて後日カード会社に支払う形となり、1回払いのほか、リボ払い・分割払いに対応している場合もあります。
クレジットカードのキャッシングは、カードローン(消費者金融)と比べて限度額が低めに設定される傾向がありますが、手持ちのカードですぐに借りられる手軽さがメリットです。
なお、キャッシング機能を利用するには事前にカード会社からキャッシング枠(利用限度額)の設定を受けている必要があります。
新規にクレジットカードを作る際に希望枠を申請できますが、審査の結果によっては付与されない場合もあるので注意しましょう。
今持っているカードにキャッシング機能はつけられる?
現在お使いのクレジットカードにキャッシング機能が付いていない場合でも、後から追加設定できるケースがあります。
カード申込時にキャッシング枠を「0円(希望しない)」にしていた場合や、審査時に付与されなかった場合でも、一定の条件を満たせば後日カード会社に申請して枠を付けてもらえることがあります。
キャッシング枠追加の申込方法はカード会社によりますが、会員専用のWebサービスや電話窓口から手続きを行うのが一般的です。
申請の際には、希望する利用限度額や年収などを申告します。貸金業法の規定により、他社借入状況や年収に応じて総借入額が制限されるため、場合によっては収入証明書類の提出が求められることもあります。
追加申請後、カード会社による審査が行われ、承認されれば晴れてキャッシング機能が利用可能になります。
ただし、カードの利用実績が浅い場合や、既に他社で多額の借入がある場合などは審査が厳しくなる傾向があります。
まずは現在お持ちのカード会社に問い合わせて、キャッシング枠追加の可否や手続き方法を確認してみると良いでしょう。
キャッシング付きクレジットカードは即日発行できる?
「今日中にカードを作って現金を借りたい」という場合、即日発行に対応したクレジットカードを選ぶ必要があります。
結論から言えば、キャッシング機能付きクレジットカードの中にも即日発行可能なものがありますが、選択肢は限られます。
例えば、消費者金融系のACマスターカード(アコム)は、最短即日で店頭窓口や自動契約機(むじんくん)でカードを受け取れるうえ、その場でATMから借り入れが可能です。
また、エポスカードはマルイ店舗での即日発行に対応しており、店頭カウンターで受け取ったカードですぐにキャッシングが利用できます。
最近では、銀行系カードでもオンライン申込後にデジタルカードを即時発行するサービスが増えています。
例えば三井住友カード(NL)は最短5分で審査完了し、スマホアプリにカード番号を即時表示できます。
ただし、デジタルカードの場合、実店舗ATMで現金を引き出すにはプラスチックカードの到着を待つ必要があります(カード到着まではネットキャッシング※で対応)。
一方、多くのクレジットカードは発行まで数営業日〜1週間程度かかるため、「どうしても今日中に現金が必要」というケースでは後述する消費者金融のカードローンを検討するのが確実です。
即日発行に対応したカードは便利ですが、申込時間帯や審査状況によっては即日発行に間に合わないこともあるため、時間に余裕をもって手続きを行いましょう。
クレジットカードのキャッシングはおすすめ?
クレジットカードのキャッシングは、急な出費への対処法として有効です。
手持ちのカードからすぐに借りられる手軽さがあるため、給料日までの一時的な立て替えや、どうしても現金が必要な緊急時には心強い手段となります。
特に、少額を短期間だけ借りてすぐ返済できるのであれば、利息負担もそれほど大きくならないでしょう。
しかし、計画性なく繰り返し利用することはおすすめできません。
キャッシングは利息が高めに設定されており、長期間の借入や高額の借入には向いていません。
また、一度に借りられる金額もカードの利用可能枠内(数十万円程度が一般的)に限られるため、まとまった資金が必要な場合には不十分なこともあります。
したがって、クレジットカードのキャッシングはあくまで一時的な緊急避難的手段として捉え、必要最小限にとどめるのが賢明です。
まとまった資金を長期で借りたい場合は、後述する消費者金融のカードローンや銀行ローンなど、より低金利で返済計画を立てやすいサービスを検討すると良いでしょう。
キャッシング機能付きクレジットカードの選び方
キャッシング機能そのものはどのクレジットカードでも大差ないため、カード選びでは他の特徴に注目することが大切です。
以下では、キャッシング機能付きクレジットカードを選ぶ際にチェックしたいポイントを解説します。
金利・借入限度額はカードごとに変わらないので気にしなくてOK
キャッシングの金利や借入限度額は、カードの種類によって大きな差はありません。
一般的に、クレジットカードのキャッシング利率は年15~18%程度に設定されており、これは法律の上限内で各社ほぼ横並びです。
また、利用可能額も個人の信用力や年収に応じて審査結果で決まるため、「このカードだからたくさん借りられる」ということはありません。
そのため、カードを選ぶ際に金利や限度額の差を心配する必要はほとんどありません。
極端に高金利な悪質カードなどはなく、有名なカード会社であればどれを選んでも条件面は大差ないと言えるでしょう。
それよりも次に述べるポイントに注目して、自分に合ったカードを選びましょう。
キャッシング機能に差がないので、日常的な使いやすさが決め手に
キャッシング自体の条件が各カードで似通っている以上、カード自体の使いやすさやお得さで選ぶのがおすすめです。
例えば、ポイント還元率が高いカードであれば普段のショッピング利用でポイントが貯まりやすく、結果的におトクになります。
また、よく利用するお店で割引や特典が受けられる提携カードを選べば、日常生活でメリットを感じられるでしょう。
さらに、年会費の有無も重要なポイントです。
年会費無料のカードなら維持コストを気にせず持ち続けられますし、初めてカードを持つ方でも気軽に作れます。
キャッシング機能だけに注目せず、カード全体のサービス内容や使い勝手を比較検討しましょう。
海外キャッシングをしたいなら国際ブランドはVISAかMastercardがおすすめ
海外旅行や出張先で現地通貨を引き出すためにキャッシング機能を使う可能性があるなら、国際ブランドにも注目しましょう。
特にVISAやMastercardは世界中のATMで広く利用できるため、海外キャッシング用のカードとして安心です。
これら2大ブランドであれば主要国はもちろん、発展途上国までカバーしていることが多く、現地の空港や街中のATMから現金を引き出せるチャンスが増えます。
逆に、JCBやAmerican Expressなどは海外で使えるATMが限定される場合があります。
JCBはハワイやアジアの一部など日本人旅行者の多い地域では比較的使えますが、ヨーロッパや北米の地方都市などではATMが見つからないこともあります。
海外での利用を重視するなら、メインカードはVISA/Mastercardブランドのものを選び、必要に応じてJCBなどをサブカードとして持つと良いでしょう。
キャッシングおすすめカード全18選

三井住友カード(NL)
国内最大級の信販会社である三井住友カードが発行する、券面にカード番号が印字されていないナンバーレスカードです。
年会費は永年無料。VisaとMastercardから選択でき、ICチップとタッチ決済対応でセキュリティ・利便性ともに優れています。
普段の利用でVポイントが貯まり、コンビニやマクドナルドでの利用はポイント5%還元(※スマホのタッチ決済利用時)など、日常のお得度も高い一枚です。
キャッシング枠も希望に応じて設定可能で、最短5分の即時審査後にアプリでカード番号を発行できるため、オンラインショッピング等に即座に利用開始できます。
信頼性・使いやすさのバランスが良く、初めての一枚としてもおすすめできる定番カードです。
楽天カード
テレビCMでもおなじみの楽天カード株式会社が発行する定番カードで、年会費無料・ポイント高還元が魅力です。
利用金額100円ごとに1ポイント(1%相当)の楽天ポイントが貯まり、楽天市場など楽天経済圏のサービス利用ではポイント倍率がアップします。
国際ブランドはVisa/Mastercard/JCB/AMEXから選択可能で、国内外問わず広く使える一枚です。
キャッシング枠も搭載可能で、契約後に楽天e-NAVIから利用可能額や借入・返済方法を確認できます。
貯まった楽天ポイントは楽天ペイや楽天銀行での支払いにも使えるため、キャッシング利用時の利息支払いに充当することも可能です。
顧客満足度の高い人気カードで、とりあえず1枚持っておきたいという方にも適しています。
JCBカード W
JCBが39歳以下向けに発行する年会費永年無料の人気カードです。
通常のJCB一般カードのポイントが常に2倍となるため「W(ダブル)」の名を冠しています。
Amazonやセブン-イレブンなどJCBオリジナルシリーズパートナー店で利用すると更にポイント優遇があり、ポイントを効率よく貯めたい方におすすめです。
付帯保険や優待サービスも充実しており、若年層から高い支持を得ています。
キャッシングについても、他のカード同様に申し込み時に設定可能です。
国内ブランドとして唯一のJCB発行カードであり、日本国内でのサポート体制も万全です。
海外ではJCB対応ATMが限定される地域もありますが、国内メインでポイントを貯めたい方にとって非常に魅力的な一枚でしょう。
エポスカード
丸井グループの株式会社エポスカードが発行する年会費無料カードです。
最短即日発行に対応しており、マルイ店頭で申し込めばその日のうちにカードを受け取ることができます。
全国1万店舗以上で優待割引が受けられるのも特徴で、若者を中心に人気があります。また、海外旅行保険が自動付帯する数少ない年会費無料カードとしても知られています。
キャッシングは、初回利用から30日間無利息サービス(※)が付く点が魅力です。
借入後にエポスNet(会員サイト)やエポスATMから繰上げ返済が容易にできるなど、返済のしやすさも評判です。
デザインカードの種類も豊富で、自分のスタイルに合った一枚を選べる楽しさもあります。
※エポスカードのキャッシング初回利用日の翌日から30日間、所定の手続きを行うことで利息がキャッシュバックされるサービス。ただしキャンペーン適用状況は公式サイト要確認
リクルートカード
リクルートホールディングス系列のクレジットカードで、年会費無料・高還元率がウリです。
利用100円ごとにリクルートポイント1.2ポイントが貯まり、じゃらんやホットペッパーグルメなどリクルートのサービスで使える他、Pontaポイントやdポイントにも等価交換できます。
国際ブランドはVisaかJCBから選択可能で、電子マネーへのチャージでもポイントが付与されるなど汎用性抜群です。
キャッシング機能も付帯可能で、カード到着後に会員サイトから暗証番号の確認や利用明細の照会ができます。
高いポイント還元で日常使いに適したカードのため、キャッシング利用時にもポイントが付く点は見逃せません。
普段の支払いをこのカードに集約しつつ、もしもの現金需要にも備えたい方に向いています。
Orico Card THE POINT
オリコカードが発行する年会費無料カードで、その名の通りポイント特化型の一枚です。
入会後6ヶ月間はポイント還元率2%、以降も常時1%と業界トップクラスの高還元を誇ります。
貯まるオリコポイントはオリコモール経由のネット通販利用でさらに+1%上乗せされ、Amazonや楽天市場などで効率よくポイントを貯めることが可能です。
電子マネーのiDとQUICPayをダブル搭載し、スマホ決済でも使いやすい点も魅力です。
キャッシング枠も申し込み時に設定可能で、必要に応じて後から増枠申請も行えます。
オリコカードは会員専用アプリ「Orico Card Wallet」で利用状況をリアルタイム確認でき、借入残高や返済期日もスマホでチェック可能です。
ポイント重視で選ぶなら筆頭に挙がる人気カードで、普段使いもキャッシングもバランスよくこなせます。
dカード
NTTドコモが提供する年会費永年無料のクレジットカードです。
ドコモの携帯電話や光回線を利用中の方には特にメリットが大きく、携帯料金の支払いでポイント還元+1%になるほか、ローソンでの買い物は請求時に3%割引が受けられます。
貯まるポイントはdポイントで、街のお店やネット通販、携帯料金の支払いなど幅広く利用できる汎用性の高いポイントです。
キャッシングについても、他カード同様に申し込み時に枠設定が可能です。
dカードの会員ページやdカードアプリから簡単にキャッシング利用額の確認や返済額の変更手続きが行えます。
なお、ドコモユーザー以外でもdカードを持つことはでき、ポイントを貯めてdポイント加盟店で使うだけでも十分お得です。ドコモの各種優待やケータイ補償が付帯するなど、メインカードとして安心して使える一枚と言えるでしょう。
PayPayカード(旧Yahoo!カード)
Yahoo! JAPANカードがリニューアルした年会費無料カードで、現在はPayPayカードとして発行されています。
デザインはカード番号レスでスタイリッシュ、国際ブランドはVisaです。
利用金額に応じてPayPayポイントが貯まり、基本還元率は1%です。
PayPay残高へのチャージはできませんが、カード自体をPayPayアプリに登録して利用することで還元率が上乗せされるキャンペーンが展開されることもあります。
キャッシング機能も搭載可能で、WEB完結で振込融資を受ける「ネットキャッシング」にも対応しています。
借入申込から最短数十秒で指定口座に振り込まれるスピーディーさが魅力です。
Tポイントサービス終了後はPayPayポイントに集約されたことでポイント利用の利便性が増し、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーやPayPayヘビーユーザーに特におすすめのカードです。
au PAYカード
KDDIグループのauフィナンシャルサービス株式会社が発行する年会費無料のクレジットカードです。
基本のポイント還元率は1%で、貯まるのは共通ポイントのPontaポイントです。
auの携帯料金支払いやau PAY残高へのチャージでもポイントが貯まるため、auユーザーはもちろん、Ponta提携店をよく利用する方にもお得な一枚です。
国際ブランドはVisaまたはMastercardから選べます。
キャッシング枠も設定可能で、借入・返済状況は会員サイト「au PAYカードオンライン」で確認できます。
かつては年1回以上の利用で翌年以降の年会費無料という条件がありましたが、2024年より無条件で永年無料となりました。
スマートフォンアプリ「au PAY」や「Ponta」カードとの連携に強みがあり、日常生活からキャッシングまで一体的に活用できる使い勝手の良いカードです。
イオンカードセレクト
イオンクレジットサービスとイオン銀行が提携発行する、電子マネーWAON一体型の年会費無料カードです。
クレジット、電子マネー、銀行キャッシュカードの機能が1枚にまとまっており、イオングループをよく利用する方には抜群の利便性を誇ります。
毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」ではイオン系列店舗で5%オフになります。
キャッシング利用分も、イオン銀行ATMなら手数料無料で借入・返済が可能です。
イオンカードセレクトは給与受取口座や公共料金支払いの指定でボーナスポイントがもらえる特典もあり、家計用のメインカードとして活躍します。
全国のイオン系列店舗やATM網で便利に使え、急な出費にも強い味方となるでしょう。
ライフカード
信販大手のライフカード株式会社が発行する年会費無料カードです。
ポイントプログラムに特徴があり、入会初年度はポイント1.5倍、また毎年の誕生日月はポイント3倍になるなど、利用を続けるほどお得感が増します。
審査ハードルが比較的低めとも言われており、学生や専業主婦でも発行しやすいカードとして知られています。
キャッシング枠ももちろん設定可能で、ライフカード「ご利用可能額通知サービス」により現在のキャッシング利用可能額をいつでも確認できます。
返済は提携ATMや口座振替で柔軟に行え、計画的に利用すればポイントも貯まって一石二鳥です。長く使うほどポイント優遇されるため、メインカードとして腰を据えて付き合える1枚と言えるでしょう。
ACマスターカード
消費者金融大手のアコム株式会社が発行する異色のクレジットカードです。
年会費無料でMastercardブランドが付帯し、ショッピング利用も可能ですが、ポイントサービス等は一切ありません。
その代わり、カードローン機能に特化した利便性が特徴で、アコムの店舗や自動契約機で最短即日発行できるほか、初回契約から30日間はキャッシング利息が0円になるサービスも受けられます。
消費者金融系ならではの柔軟な審査で発行されるケースが多く、他のクレジットカード審査に通らなかった方でも手にしやすいと言われます。
借入・返済は全国の提携ATMで24時間対応し、会員専用サイト「アコムナビ」からいつでも残高照会や返済が可能です。
ポイントは付きませんが、「とにかく今すぐ現金が必要」という場面に最強の即戦力となるカードでしょう。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
クレディセゾンが発行する年会費実質無料※のカードで、2023年より券面デザインがナンバーレス化されました。
国際ブランドはAmerican Express。通常のショッピング還元率は0.5%ですが、スマホ決済サービスのQUICPay利用でポイント2倍になる特典があり、日常の小額決済で大きな威力を発揮します。
最短5分でのデジタルカード発行にも対応しており、申し込み後すぐにスマホで利用を開始できます。
キャッシング枠も設定でき、セゾンPortalアプリから借入や返済のシミュレーションが簡単に行えます。
セゾンカードは専用ATMやゆうちょ銀行ATMで手数料無料の返済が可能な点も便利です。
QUICPay派に特に人気の高いカードですが、もちろん通常のクレジットカードとしても優秀で、キャッシングを含め幅広いニーズに応えてくれます。
(※年会費1,100円(税込)だが年1回以上の利用で翌年度無料。初年度は無条件無料)
三井住友カード ゴールド(NL)
2021年登場の比較的新しいゴールドカードで、券面番号レス・スマホ即時発行対応など先進的なサービスが特徴です。
通常年会費5,500円(税込)ですが、年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費が永年無料になるため、実質無料でゴールドカードを持つことも可能です。
ポイント還元など基本性能は三井住友カード(NL)と同様ですが、さらに充実した国内外旅行保険や空港ラウンジサービス、ホテル・レストラン優待特典などゴールドならではの付帯サービスが魅力です。
キャッシング枠ももちろん設定可能で、一般カードよりもゆとりある与信枠が期待できます。
ゴールドカード会員専用デスクによる丁寧なサポートも受けられるため、万一のキャッシング利用時にも安心感があります。
「将来ゴールドカードを持ちたい」と考えている方が最初のステップとして申し込むケースも多く、利用実績次第で年会費負担なくステータス性と安心感を享受できる優秀なカードです。
三菱UFJカード VIASOカード
三菱UFJニコスが発行する年会費永年無料のクレジットカードです。
最大の特徴は、貯まったポイントが自動で現金キャッシュバックされることです。
利用額1,000円ごとに5ポイントが貯まり、年間累計ポイントが1,000ポイント以上になるとカード利用代金口座に自動振込されます。
ポイント交換の手間がなく、有効期限切れの心配もないため、「ポイント管理は面倒…」という方にぴったりです。携帯電話料金やETC利用分はポイント2倍になる優遇もあります。
キャッシング枠も希望に応じて設定可能で、利用明細や残高はMUFGカードWEBサービスで確認できます。
信頼性の高い三菱UFJブランドのカードでありながら年会費無料のため、サブカードとしても人気です。
普段使いで自動キャッシュバックを受けつつ、いざという時のキャッシングにも対応できる懐の深い一枚と言えるでしょう。
セブンカード・プラス
セブン&アイ・ホールディングス系の株式会社セブン・カードサービスが発行するクレジットカードです。
年会費は永年無料であり、電子マネーnanacoへのチャージ機能を備えており、イトーヨーカドーやセブン-イレブンでポイント還元率が常に2倍になるのがメリットです。
セブン&アイ系列店でもポイント優遇があり、日頃からグループ店舗を利用する方には欠かせない一枚でしょう。
キャッシング枠も設定可能で、セブンカード専用のインターネットサービス「アットユーネット」から借入申し込みや返済計画の確認が行えます。
nanacoと一体型のカードも選べるため、レジでの支払いから現金引き出しまで1枚でこなせる利便性が魅力です。
イトーヨーカドーのハッピーデーに提示するだけで5%割引になる特典もあり、家計の強い味方となってくれるでしょう。
プロミスVisaカード
消費者金融大手SMBCコンシューマーファイナンスと三井住友カードが提携して発行するユニークなカードです。
年会費無料でナンバーレス仕様のVisaカードとして利用できるほか、プロミスのカードローン機能も1枚に統合されています。
クレジットショッピング利用・カードローン利用のどちらでも三井住友カードのVポイントが貯まる仕組みで、貯まったポイントを支払いに充当することも可能です。
貸付利率は4.5%~17.8%で、プロミスの無利息サービスも適用されるため、短期の借り入れなら利息負担なく利用できます。
キャッシングはスマホアプリや会員ページから24時間申込可能で、最短数十秒で指定口座へ振込融資を受けられるスピーディーさが強みです。
もちろん提携ATMでカードを使った現金引き出しもOKです。
通常のクレジットカード審査とプロミスのローン審査が組み合わさった形ですが、比較的柔軟な審査基準となっており、幅広い層に門戸が開かれています。
「買い物にも借入にもこれ1枚」で対応できる利便性は他に類を見ないため、必要なときに必要な分だけ借りたい人にとって頼れる存在でしょう。
ビューカード(JRE CARD)
JR東日本グループの株式会社ビューカードが発行するクレジットカードで、Suicaの機能が一体となっています。
年会費は524円(税込)ですが、年1回の利用(またはモバイルSuica定期券購入等)で翌年度無料となります。
JR東日本の駅構内や提携店で貯まるJRE POINTが魅力で、Suicaへのオートチャージや定期券購入ではポイント3倍、駅ナカ店舗や提携施設での利用もポイント2倍とお得です。
キャッシング利用分も会員サイト「VIEW’s NET」から確認でき、ビューカード対応ATMでスムーズに借入・返済が可能です。
通勤・通学でJR線を利用する方や、Suicaを日常的に使う方にとって、ポイント優遇と利便性を兼ね備えたベストな選択肢となるでしょう。
首都圏在住でなくともモバイルSuicaと組み合わせて全国で活用でき、鉄道系カードならではの安心感も備えています。
海外キャッシングに関するQ&A
- 海外旅行先で現地通貨をクレジットカードのキャッシング機能で引き出したい場合、どのような手順になりますか?
- まず日本出発前に、クレジットカードの暗証番号を確認しておきましょう。
海外の提携ATMにカードを挿入し、表示言語を選択したら「クレジットカードによる現金引き出し」を選びます。
暗証番号と希望金額を入力すれば、その国の通貨で現金を受け取ることができます。ただし、ATMによってはブランドのロゴがあるものに限られるので、事前に対応ATMを調べておくと安心です。
- 海外でキャッシングを使うと利息や手数料が割高になると聞きました。本当でしょうか?
- 海外だからといって特別に高い利息が課されるわけではなく、利息は国内利用と同じく年15~18%程度です。
ただし、利息は利用日から日割りで発生する点は同じなので、帰国後できるだけ早く返済するほど利息負担を抑えられます。
また、ATM利用時に現地の銀行所定の手数料がかかる場合があります。カード会社による為替手数料が上乗せされるケースもありますが、両替商での両替手数料と比べても極端に不利になることはありません。
- 海外キャッシングを利用する上で気をつけるべきことはありますか?
- いくつか注意点があります。
まず、事前にカード会社に海外利用の届出をしておくと、不正利用疑いによる利用制限がかかりにくく安心です。
また、ATM画面で「自国通貨建てでの引き落とし」を提案される場合がありますが、手数料が割高になるため現地通貨建てで引き出すようにしましょう。
さらに、一度に引き出せる上限額がATMごとに定められている場合があるので、大金が必要な際は複数回に分ける必要があるかもしれません。
最後に、紛失・盗難に備えて利用後はすみやかにカードを回収し、レシートは保管しておきましょう。
クレジットカードのキャッシングのやり方
クレジットカードのキャッシング利用手順と、返済・キャンセル等に関する疑問点について解説します。
キャッシング機能の使い方は?
国内で現金を引き出す場合、提携ATMにカードを挿入し、「お借入れ」や「キャッシング」のボタンを選択します。
次に暗証番号と希望金額を入力すれば、ATMから現金を受け取れます。
インターネットから申し込む振込キャッシングの場合、会員サイトやアプリで金額を指定すると、登録口座に現金が振り込まれます。
事前にキャッシング枠が設定されていれば、追加の審査なくスムーズに借り入れ可能です。
クレジットカードのキャッシング返済はどうやってやる?
キャッシング利用分の返済は、基本的にカードの利用代金と合算して請求されます。
1回払いであれば翌月または翌々月の支払日に指定口座から引き落としされます。
リボ払いや分割払いを選択している場合は、毎月の支払額に利息を加えた金額を分割して返済します。
また、多くのカードでは繰上げ返済が可能です。
例えば、コンビニ設置の提携ATMやカード会社指定の銀行口座への振込で、次回支払日を待たずに全額もしくは一部を返済できます。
繰上げ返済を活用すれば利息を減らせるので、余裕があるときに早めに返すのが賢明です。
クレジットカードキャッシング枠いらない時キャンセル可能?
ATMで現金を引き出した後に「やっぱりキャンセルしたい」と思っても、一度借りたお金を取り消すことはできません。
この場合はすぐに全額を返済することで実質的にキャンセルに近い状態にできます。
振込キャッシングの場合も、振り込まれたお金を返金する形で早期返済すれば余計な利息はほとんどかかりません。
また、今後キャッシング機能を使う予定がない場合、カード会社に連絡してキャッシング枠を0円に設定してもらうことも可能です。
紛失時の不正利用リスクを減らす効果もあるので、不要なら枠を外すのも一つの判断でしょう。
カードは複数枚作れる?同時申し込み可能?
結論から言えば、クレジットカードは複数枚持つことが可能ですし、法律上の枚数制限もありません。
実際、多くの人が目的に応じて複数のカードを使い分けています。ただし、一度に多数のカードに申し込むこと(には注意が必要です。
カード会社は申込者の信用情報を共有する仕組みがあり、短期間に何枚も申し込むと「お金に困っているのでは?」と警戒され、審査で不利になる場合があります。
俗に「申し込みブラック」と呼ばれる状態で、同時期に3〜4枚以上の申し込みは避けた方が無難でしょう。
また、総量規制により、カードのキャッシング利用分も含めて年収の1/3を超える借入残高は作れません。
複数カードのキャッシング枠を合算すると高額になる恐れがあるため、希望枠を設定する際は各社で適切に管理されます。
つまり、カードを5枚持っていて各50万円の枠があっても、実際に年収が150万円しかなければ全カード合計で50万円程度までしか利用できない仕組みです。
以上より、複数カードを持つこと自体に問題はありませんが、申し込むタイミングを分散させること、そして借りすぎに陥らないよう自己管理することが重要です。
キャッシングとリボ払いはどちらがお得?
クレジットカードのキャッシングとリボ払いは性質が異なるため、一概にどちらがお得とは言えません。
それぞれの特徴を踏まえて判断する必要があります。
キャッシング
ATM等で現金を引き出す行為なので、手元に現金が必要な場面で有効です。
ただし借入額全額に対して利用日から利息が発生します。
例えば1万円を借りて30日後に返済する場合、利息は約125円程度です。
短期間で返すのであれば利息負担はそれほど大きくありませんが、長期化すると利息総額が増えていきます。
リボ払い
ショッピング利用代金を毎月一定額ずつ支払う方法です。
現金は手元に出ませんが、高額な買い物をしたときに支払いを平準化できます。
リボ払いにも年15%前後の手数料がかかりますが、初回請求までは無利息期間となるケースが一般的です。
また、リボ払いではカード利用代金に対してのみ利息がかかり、現金を引き出さないためATM手数料は発生しません。
支払い先がカード払いに対応しているなら、現金を用意する必要がないためリボ払いで対処するのも一つの手です。
一方、家賃や飲み会の立替など現金がどうしても必要な場合はキャッシングを利用するしかありません。
コスト面では、短期で完済できるならキャッシングでもリボ払いでも大差ありません。
ただし、リボ払いは返済が長期化しやすい傾向があるため、支払い管理に自信がない場合は必要なときだけ最小限のキャッシングを利用して早期返済する方が結果的に利息を抑えられることもあります。
おすすめ!キャッシング機能付きクレジットカードランキングTOP5

第1位:三井住友カード(NL)
信頼性・利便性ともにトップクラスの定番カードです。
年会費永年無料でポイント還元率も優秀、コンビニ利用時の特典など日常のお得さが光ります。
Visaのタッチ決済対応でスマホ即時発行が可能なため、いざという時のキャッシング利用にも備えやすく、総合力で第1位に選出しました。
第2位:楽天カード
圧倒的な人気を誇る高還元カードで、貯まる楽天ポイントの汎用性が魅力です。
普段使いのメインカードとして申し分なく、年会費無料で維持コストもかかりません。
キャッシング枠も必要十分に設定でき、楽天会員なら持って損はない1枚として第2位となりました。
第3位:JCBカード W
39歳以下限定の年会費無料カードながら、常にポイント2倍の高スペック。
Amazon等でポイント優遇が受けられる点も評価できます。
国内での使い勝手とポイント還元を重視する方にとってベストチョイスであり、総合評価で第3位です。
第4位:エポスカード
即日発行可能&優待特典豊富な万能カードです。
マルイで当日発行できる手軽さや、全国の提携店での割引サービスなど付加価値が高く、海外旅行保険自動付帯も安心材料となっています。
初回30日無利息のキャッシングサービスも利用でき、利便性の高さから第4位にランクインしました。
第5位:ACマスターカード(アコム)
ポイントなしの異色カードですが、「とにかく現金をすぐ借りたい」場面では真価を発揮します。
最短即日発行でき、初回30日無利息サービスもあり、緊急時の頼れる存在です。
通常時のショッピング用途では他カードに劣るものの、キャッシング重視という観点で第5位としました。
人気キャッシング機能付きクレジットカード関連のおすすめ人気ランキング
キャッシング機能付きで人気のクレジットカードは、一般的な「クレジットカード人気ランキング」においても上位に入ることが多いです。
例えば、三井住友カード(NL)や楽天カード、JCBカード W、エポスカードといったカードは各種アンケートや口コミサイトでも常に高い評価を得ています。
つまり、現金借入機能の有無に関わらず総合力が高いカードが結果としてキャッシング利用時にも安心・便利なカードであると言えるでしょう。
本記事でおすすめしたカードは、いずれも利用者数が多く支持を集めている定番カードです。
人気ランキング上位のカードを選んでおけば、大きく外れを引く心配は少なく、キャッシング枠も含めて満足度の高いサービスが期待できます。
迷ったときは、まず多くの人が選んでいる定番カードから検討すると良いでしょう。
年会費無料の法人カード
個人事業主や中小企業経営者向けの法人カードにも、年会費無料で利用できるものがあります。
例えば、JCB CARD Bizは年会費無料で発行でき、その後も条件付きで無料を維持可能です。
また、クレディセゾンが提供するセゾンパール・ビジネスなども実質年会費無料で持てる法人カードとして知られています。
法人カードは会社経費の支払いに特化したカードで、利用明細を経理管理しやすいという利点があります。
キャッシング機能については、法人カードの場合利用できないか、利用者個人の責任で借入する形となるケースが多いです。
そのため、会社の資金繰り目的での利用には向きませんが、出張時の緊急費用など、どうしても必要な際に備えて枠を設定しておくこともできます。
法人カードにも年会費無料の選択肢が増えてきたことで、小規模事業者でも気軽に導入できるようになっています。
事業用経費とプライベートな支出を分ける目的で、法人カードを1枚持っておくと経理効率化に役立つでしょう。
ブラックカード
ブラックカードとは、クレジットカードの中でも最上位に位置するステータス性の高いカードの通称です。
正式なカード名ではありませんが、一般にアメリカン・エキスプレスのセンチュリオンカードに由来し、各カード会社が招待制で発行するプラチナカード以上のクラスを指します。
取得には極めて高い利用実績と富裕層レベルの年収が必要で、年会費も数万円~数十万円と高額です。
ブラックカードは利用限度額が実質無制限に近く、コンシェルジュサービスやVIP空港ラウンジ、ホテル上級会員資格付帯など圧倒的な特典が付帯します。
キャッシング機能も一応備わっていますが、これを所有する層はそもそも現金を借りる必要がほとんどないため、使われることは稀でしょう。
また、カードによってはキャッシング利用自体が付帯しない場合もあります。
一般の方が目指すには現実的でないブラックカードですが、クレジットカードの一つの到達点として話題に上ることが多いです。
日常で目にする機会はほぼありませんが、知識として「存在する」と覚えておく程度で十分でしょう。
イトーヨーカドーでポイント還元率が上がるクレジットカード
イトーヨーカドーなどセブン&アイグループの店舗をよく利用する方には、セブンカード・プラスの利用がおすすめです。
セブンカード・プラスで支払うと、通常200円(税込)ごとに1ポイントのところ、イトーヨーカドーでの利用時は常に2ポイント(還元率1%)が貯まります。
さらに、毎月8のつく日(8日・18日・28日)のハッピーデーでは食料品や衣料品が5%割引になる特典もあり、日用品の買い物がお得になります。
セブンカード・プラスは電子マネーnanacoへのチャージ機能も持ち、チャージでもポイントが貯まるため、nanacoで税金支払い等を行う際の間接的な節約にも役立ちます。
また、セブン-イレブンでの利用でも1.5%~3%(キャンペーン時など)の高還元を享受できることがあります。
イトーヨーカドー系列での還元率を重視するなら、このカードがベストチョイスでしょう。
なお、他にもグループ外の高還元カード(例:リクルートカード1.2%還元など)をイトーヨーカドーで使う方法もありますが、上記のような特定店舗向けカードの割引・ボーナスポイントには及びません。
普段の買い物頻度に応じて、専用カードを使い分けると良いでしょう。
To Me CARD、三井住友カード、UCカード、DCカード、ゴールドカード
ここでは、キャッシング機能に関連する用語やカード種類について補足します。
To Me CARD(東京メトロカード)
東京メトロが提携発行するクレジットカードで、PASMO一体型などがラインナップされています。
定期券購入やメトロ乗車でメトロポイントが貯まるのが特徴で、都内通勤者に人気です。
キャッシング枠も設定可能ですが、通勤定期代などの大きな出費を分割・リボ払いする用途がメインとなります。
三井住友カード
本記事でも登場した国内有数のクレジットカード発行会社で、多彩なカードを展開しています。
プロパーカードは信頼性が高く、セキュリティやサービス面でも定評があります。
キャッシング枠の設定も柔軟で、利用者の信用状況に応じて適切に管理されています。
UCカード・DCカード
いずれも、信販会社系のクレジットカードブランドで、UCカードは旧ユーシーカード株式会社(現:MUFGニコス)、DCカードは旧ダイヤモンドクレジット(同じくMUFGニコス傘下)が発行していました。
現在は三菱UFJニコス株式会社がそれぞれのブランドでクレジットカードを発行しています。
いずれも銀行系カードとしての堅実さ・信頼感があり、キャッシング機能も含め標準的なサービス内容です。
ゴールドカード
一般カードの上位に位置するカードで、年会費はかかるものの限度額が大きめに設定され、旅行保険や空港ラウンジサービスなど特典が充実しています。
キャッシング枠も高めに設定される傾向がありますが、ゴールドカードを持つ方は計画的な利用を心がけ、不要な借入を控える人が多いようです。
最近では、三井住友カード ゴールド(NL)のように条件付きで年会費無料になるゴールドカードも登場し、手の届く存在になりつつあります。
キャッシング機能付きの消費者金融5選
プロミス
大手消費者金融の一角であるプロミスは、初めての方に優しいサービスが充実しています。
Webやスマホアプリから申し込めば最短3分で借り入れ可能(申込〜振込)というスピードが魅力で、急な資金ニーズに応えてくれます。※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
最大の特徴は、初回ご利用から30日間が無利息期間で、短期間で返済できる場合は利息負担なく借入できます。※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
全国の提携ATMやスマホATM取引(アプリでセブン銀行ATMから借入・返済)に対応しており、利便性も抜群です。
三井住友銀行やジャパンネット銀行の口座なら24時間365日即時振込にも対応しています。
知名度・信頼度が高く、利用者満足度の高いプロミスは、カードローン初心者にも真っ先におすすめできる存在です。
アコム
消費者金融大手のアコムは、クレジットカードACマスターカードの発行元としても知られています。
もちろん通常のカードローンも提供しており、審査回答最短30分・融資まで最短即日とスピーディーです。
初めての借入では30日間利無利息サービスが適用され、気軽にお試し利用できる点も魅力的です。
貸付利率は3.0%~18.0%で、利用可能額は1万円~800万円と幅広く設定されます。
全国のアコム店舗に設置された自動契約機(むじんくん)を使えば、その場でローンカードを発行し、併設ATMから即座に現金を引き出せます。
Web完結申込にも対応しており、契約書類の郵送なし・職場への電話連絡なしで契約できる「WEB契約」が可能です。「はじめてのアコム♪」のCMでおなじみの知名度抜群な会社であり、手厚いサポート体制も整っているため安心して利用できます。
アイフル
アイフルは唯一の純粋民間資本で成長した大手消費者金融です。
特徴は審査過程で在籍確認の電話連絡を原則行わない点で、職場への電話を避けたい人に支持されています。
最短20分融資を掲げており、業界トップクラスの即日融資スピードを誇ります。
はじめての方なら最大30日間利息0円サービスもあり、貸付利率は3.0%~18.0%、利用限度額は1万円~800万円です。
アイフルもアプリでセブン銀行ATMから借入・返済できるほか、提携ATM網も豊富で使い勝手良好です。
SMBCモビット
SMBCモビットは三井住友銀行グループの消費者金融で、特に電話連絡や郵送物なしで契約を完了できる「WEB完結」サービスが有名です。
勤務先への在籍確認電話や自宅への契約書類郵送を避けたい方にとって、モビットのWEB完結申込は大きな魅力でしょう。
融資スピードも迅速で、最短15分での振込融資が可能です。※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取り扱いとなる場合があります。
貸付利率は3.0%~18.0%、利用限度額は1万円~800万円となっています。
モビットは無利息サービスを行っていませんが、三井住友銀行や三菱UFJ銀行などメガバンクATMでの借入・返済手数料が無料で利用できるメリットがあります。
信販系クレジットカード会社出身者が設立に関わった背景から、銀行系の安心感と消費者金融系の機動力を兼ね備えた存在と言えます。WEB完結の手軽さで選ぶなら、有力な選択肢となるでしょう。
レイク
レイクは新生銀行グループの消費者金融で、かつての「消費者金融レイク」が銀行カードローンを経て新ブランドとして展開されています。
最大の特徴は、Webで初めてのお申込みで60日間無利息Webで初めてのお申込みで60日間無利息な点です。
貸付利率は4.5%~18.0%、利用限度額は1万円~500万円です。
申し込みから融資までは最短即日で、新生銀行カードローン時代のノウハウを活かした審査体制でスピーディーに対応します。
長期間無利息で借りたい方や、少額をゆっくり返済したい方に特に向いているサービスです。銀行グループの信頼感もあり、安心して利用できます。
キャッシングおすすめカードに関するよくある質問
- クレジットカードにキャッシングをつける審査なしの方法を教えてください。
- 基本的に、審査なしではキャッシング枠をつけることはできません。
キャッシング枠を設定する場合、法律上、カード会社が利用者の収入や信用情報をチェックしなければならないルールがあるからです。
このため、キャッシング枠付きのカード発行時や後からキャッシング枠追加申請する時には、必ず審査が行われます。
- キャッシングの金利が安いクレジットカードは何ですか?
- 金利が安いクレジットカードは、以下のようなカードが比較的有利です。
・エポスカード
・三井住友カード(NL)
・JCBカード W
- 「キャッシングしない方がいい」は本当ですか?
- 基本的には本当ですが、使い方次第です。
本当に急ぎの短期間の資金調達で翌月すぐ返せる見込みがある方やなら賢く使える場面もあります。
キャッシングおすすめカード【まとめ】
クレジットカードのキャッシング機能は急な現金ニーズに応える心強いサービスですが、利息負担があるため計画的な利用が不可欠です。
どうしても今日中に現金が必要な場合は消費者金融のカードローンも選択肢となります。無利息期間などを賢く活用しつつ、借りすぎに注意して緊急時の資金調達に役立ててください。
返済計画をしっかり立てた上で、クレジットカードやカードローンを上手に活用し、いざという場面に備えましょう。