- 「アメックスのビジネスカードと個人カードは何が違うの?」
- 「アメックスの法人クレジットカードって、アメックスの中だけでも種類が多すぎてどれを選べばいいか迷う?」
いざアメックスの法人カードを作ろうと思った際に、どのカードを選んだらよいのか迷っている人も多いと思います。そもそもアメックスの個人カードとの違いもあまりわからず、アメックスビジネスカードを作るのを躊躇している人は多いかもしれません。
この記事は、アメックスのビジネスカードでも、アメックスグリーンビジネスカードから、アメックスプラチナビジネス、さらに、セゾンブランドのセゾンアメックス・プラチナビジネスカードやデビュー間もないセゾンコバルトなど、アメックスのビジネスカードをすべてコンプリートしたアメックスの専門家 アメビジ太郎さんに「アメックスでの法人カードの選び方」と「目的別おすすめアメックスビジネスカードの選び方」を教えていただきました。
また、アメックスで法人カードを選ぶ際に必要となる基礎知識も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
アメックスのビジネスカードマニア、アメビジ太郎さんの紹介
アメックスのビジネスカードを10枚以上所有しているアメビジ太郎さんは、これまでに20枚以上の法人カードを利用してきた経験者です。
そんなアメビジ太郎さんでも「アメックスのビジネスカードは、絵柄ごとに特徴がことなり、選ぶのが難しい」と言っています。そこで、中小企業や個人事業主が法人用のクレジットカードを選ぶうえで押さえておきたいポイントを聞いてみました。
今の会社の規模に合わせてアメックスのビジネスカードを選ぶ
アメビジ太郎さんは、アメックスビジネスカードを選ぶ際に、それぞれのカードの特徴が複雑なため、比較しづらいという点があります。ですから、アメックスビジネスカードに対して、カードごとに正しい情報をもつことが重要になってきます。
また、ビジネスカードは大きく分けると以下の2つの種類に分けられています。
- 大企業向け=コーポレートカード
- 中小企業・個人事業主向け=ビジネスカード
これも、カード会社によって名称はまちまちで、アメックス以外を例に挙げるとJCBでは「JCBビジネスカード」が大企業向けだったりします。逆に、コーポレートカードという表現でも、法人代表者向けの「ビジネスオーナー向けカード」だったりもします。
ですが、一般的には、「ビジネスカード」は非上場企業向け、「コーポレート」と付くのは上場企業向けと思っておけばOKです。
アメックスビジネスカードの種類はどのように選ぶか
アメックスビジネスカードの種類は、今の会社の事業の規模から選んでください。規模というのは、カードをもたせたい従業員数のことで、従業員用に追加カードを何枚発行したいのかで、選ぶアメックスビジネスカードの種類が変わってきます。なお、追加カードは有料の場合が多いですが、追加カードの発行枚数上限はカードごとに決められています。
アメックスのビジネスカードは審査が厳しい?
個人事業主や起業したばかりの人、デザイナーやエンジニアなどのフリーランスの方は審査に通りづらいと思っている人もいるかもしれません。
しかし、アメックスビジネスカードは、そういった人を応援する意味でも、一昔前に比べて非常に審査が柔軟です。ですから、申し込みは無料ですので、申し込むことをおすすめします。
年会費無料のアメックスビジネスカードはあるの?
ビジネスカードの年会費は全額経費で落とせるとはいえ、初めて作るビジネス用のカードは「年会費無料がいい」という方もいるかもしれません。個人向けクレジットカードほど数は多くありませんが、ビジネスカードでも、初年度年会費無料や永年年会費無料のカードはあります。
しかし、アメックスビジネスカードは、残念ながら年会費無料はありません。ただし、その分年会費以上に還元率が良いので、もしも、年会費が気になる場合は、アメックスビジネスグリーンカードをおすすめしています。
アメックスビジネスカードは、限度額はどうなっているの?
オフィス関係の備品やPC関連のソフト、クラウドサービスの費用、広告宣伝費などの高額な支払いを法人カードに集約して、資金繰りを良くしたい、支払いをまとめたい、ポイントをたくさんためたいという人も多いのではないでしょうか。
あらゆる経費の支払いを集約して経費管理の手間を削減できるのがビジネスカードの魅力ですが、カードの利用限度額が低ければ実現できません。
そこで、多額の支払いにも対応できるような限度額の高いアメックスビジネスカードは大変おすすめです。アメックスビジネスカードは、利用限度額に一律の制限がないから高額利用も可能です。
おすすめのアメックスビジネスカード3選
ここからは、アメビジ太郎が厳選したアメックスビジネスカードを紹介していきます。
【アメックスビジネスカード おすすめ第1位】
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
年会費 | 初年度:入会特典で初年度無料 |
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2年目以降:31,000円 | |
ポイント還元率 | 1.0% |
追加カード年会費 | 1万2000円 |
ETCカード年会費 | 500円/1枚 |
申し込み条件 | 法人代表者・個人事業主 |
国際ブランド | AMEX |
このアメックスビジネスカードのおすすめポイント
- 入会後1年以内のカード利用で3万ポイント獲得可能
- 最高5000万円の国内旅行傷害保険、最高1億円の海外旅行傷害保険が付帯
【アメックスビジネスカード おすすめ第2位】
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費 | 初年度:20,000円 |
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2年目以降:20,000円 | |
ポイント還元率 | 0.5% |
追加カード年会費 | 3000円 |
ETCカード年会費 | 無料 |
申し込み条件 | 個人事業主、会社経営者 |
国際ブランド | AMEX |
このアメックスビジネスカードのおすすめポイント
- 利用金額に応じ、最大4万円相当のポイントプレゼント
- 様々な優待サービスが受けられるビジネス・アドバンテージなど、限定サービスが豊富
※「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」の場合は、追加カードの年会費は1枚あたり3,000円で、最大4枚までしか発行できませんので、その点は注意して下さい。
【アメックスビジネスカード おすすめ第3位】
freee セゾンプラチナビジネスカード
年会費 | 初年度:20,000円 |
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2年目以降:ショッピングで年間200万円以上利用で次年度10,000円 | |
ポイント還元率 | 0.5% |
追加カード年会費 | 3000円 |
ETCカード年会費 | 本人/従業員カード各5枚まで無料 |
申し込み条件 | 個人事業主、会社経営者 |
国際ブランド | Amex |
このアメックスビジネスカードおすすめポイント
- 「永久不滅ポイント」が有効期限無しで貯まる
- 「プライオリティ・パス」に無料で登録可能
- 最高5000万円の国内旅行傷害保険、最高1億円の海外旅行傷害保険が付帯
- 「クラウド会計ソフト freee」新規申し込みで2000円分ディスカウントクーポン
まとめ
この記事では、アメビジ太郎さんが厳選したおすすめのアメックスビジネスカードを目的別に3枚を紹介しました。
中小企業や個人事業主の方、フリーランスの方がアメックスビジネスカードを利用するメリットは多くありますが、「複雑で選ぶのが難しい」のが現実です。この記事で紹介した選び方のポイントをしっかりと踏まえ、あなたの目的にあったアメックスビジネスカードを選びましょう。